デリヘルは女の子が帰るまで楽しもうブログ:10-5-17
我が家には、
一緒に暮らして14年になるイヌの太郎がいる。
6時7時、夕5時の散歩が日課となっているが、
その時間になるとまるで時計を睨んでいたかのように
「ワン」とおっしゃる。
体操といえるかわからないが、
唯一14年間続いているのが太郎との散歩である。
家を出て信号機までは、小躍りする太郎に引かれながら走る。
信号機まではおよそ100メートル…ここまでは全力疾走。
太郎も高齢だが、こちらも負けじと大腿部を上げる。
そこを越えると
川沿いの土手にたどり着く。
ここで太郎は、じっくりと縄張り確認の臭いをかぐので、
ぼくは肩回しや首回しをしながら6時の空気を吸う。
次に、公園通りに進む。
この公園には、独自のスタイルで体操に励むお爺さんがいる。
あめの日は見かけないが、
寒い日でもランニングシャツ1枚で
大きな声を出しながら体操をしている。
ぼくと太郎を見ると大きな声で話しかけてくれる。
そしてゆっくりと公園通りを抜け、川沿いの堤防道へ。
目の前の信号を渡れば6時のゴールとなる。
所要時間にして、20分程だろうか。
夕は、ルートを伸ばしたり変更したりして
約30分のコースにする。
わずかな時間だが、気がつけばあめの日も風の日も続けている。
健康のために体操!と
意気込んでジムへ通ったこともあったが、
続けるのが難しい。
毎日の腹筋を自分に課したこともあったが、
誰かが見張ってくれないと恥ずかしながら続かない…
体操はリズムだと思う。
自分の生活にテンポよく刻めるようになるまでが難しい。
ぼくは強固な意思を持ちあわせていないので、
鳴ったり鳴らなかったりの不協和音の毎日だが、
6時夕の散歩だけはかろうじてリズムを保ち続けている。
「誰のお陰だワン」という声も聞こえてきそうだが…